インドのAirtelがアンダマン・ニコバル諸島で初の4G LTEサービスを開始
- 2019年01月20日
- 海外携帯電話
インドの移動体通信事業者(MNO)であるBharti Airtelはアンダマン・ニコバル諸島でLTEサービスの提供を開始した。
Bharti Airtelはアンダマン・ニコバル諸島で初めてLTEサービスを提供する移動体通信事業者となった。
アンダマン・ニコバル諸島はインド洋に浮かぶインドの連邦直轄領で、外国人の入域には制限がある。
遠隔地ゆえに移動体通信事業者によるモバイルネットワークの整備が遅れており、アンダマン・ニコバル諸島を対象とした周波数の利用ライセンスはインドで音声通話サービスを提供する7社の移動体通信事業者のうち6社が保有するが、実際にアンダマン・ニコバル諸島でモバイルネットワークを整備している移動体通信事業者はBharti Airtel、Vodafone Idea、Bharat Sanchar Nigamの3社にとどまる。
Bharti Airtelは2005年に民間企業として初めてアンダマン・ニコバル諸島で移動体通信サービスの提供を開始した実績があり、LTEサービスはアンダマン・ニコバル諸島で初めて導入することになった。
まずはアンダマン・ニコバル諸島の最大都市で主都のポートブレアでLTEサービスを導入しており、LTEサービスの提供エリアはアンダマン・ニコバル諸島のほかの地域にも順次拡大する計画という。
ただ、Bharti Airtel、Vodafone Idea、Bharat Sanchar Nigamともにアンダマン・ニコバル諸島全体では移動体通信サービスの提供エリアは広くなく、全体的には国営企業のBharat Sanchar Nigamが最も提供エリアは広いとされている。
アンダマン・ニコバル諸島では音声通話サービスのみを提供し、データ通信サービスを提供していない地域も存在するなど、アンダマン・ニコバル諸島ではインターネットの利用が困難な場合も多くインターネットの普及が遅れている。
Bharti Airtelが高速なデータ通信を利用できるLTEサービスを導入したことで、アンダマン・ニコバル諸島でもインターネットの利用の普及が期待される。
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