2012年Q3におけるLTEスマートフォンのシェアが判明、LGやPantechがトップ5に

Tweet

世界におけるLTEスマートフォンの販売シェアがStrategy Analyticsの調査によって明らかになった。
対象期間は2012年第3四半期で、1位はSamsung Electronicsで約40.0％のシェアとなった。
Samsung Electronicsは2012年第1四半期においては約56.6％であったため、2012年第3四半期は2012年第1四半期と比較するとシェアを落としたことになる。
ただ、Samsung Electronicsの勢いが落ちたわけではなく、競合他社が相次いでLTEスマートフォンを投入してきたことも要因と考えられる。
2位はAppleで26.7％となっており、Apple iPhone 5の発売によっていきなり2位に入ってきた。
3位はLG Electronicsの9.1％、4位はMotorola Mobilityの6.7％と続き、5位は5.8％のPantechとなった。
Pantechは2012年第1四半期は3.9％で2012年第2四半期は5.7％としており、少しずつシェアを上げていることが分かる。
2012年第3四半期は米国と韓国でのみLTEスマートフォンを販売しており、たった2ヶ国での販売にも関わらず、前回の調査では5位だったHTCを抜いてトップ5に食い込んだことになる。
米国ではVerizon WirelessやAT&T MobilityにLTEスマートフォンを投入し、派手さはなかったものの堅実な作りで着実にシェアを上げた。
Pantechは韓国と米国から販売地域を広げており、2012年第4四半期には日本でもLTEスマートフォンの販売を開始している。
昨年はSamsung Electronicsと並ぶ程を占めていたHTCは2012年第3四半期のシェアは2.9％となっており、LTEスマートフォンの新製品の売れ行きが芳しくなかったことが読み取れる。
LG Electronicsは世界の広い地域でLTEスマートフォンを販売しており、Motorola Mobilityは特に米国での販売台数がシェアに繋がったと考えられる。
・ZDNet Korea
http://www.zdnet.co.kr/news/news_view.asp?artice_id=20121211100900