Google Nexus 4 レビュー 設定編

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LG Electronics製のW-CDMA/GSM端末「Google Nexus 4 (LG-E960)」を入手したので数回に渡ってレビューを行う。
第4回目となる今回のレビューは設定の項目を紹介していく。

Nexus 4と同じAndroid 4.2.1 Ice Cream Sandwich Versionを導入したGoogle GALAXY Nexus (Samsung GT-I9250)と比較も交えながら各種設定項目を見てみる。
Android 4.2.x Jelly Bean Versionのリファレンスモデルとして登場したNexus 4はAndroidの標準UIを採用しており、メーカーによるカスタマイズは施されていない。
設定画面はAndroid 4.0.x Ice Cream Sandwich Versionの標準UIからは特に大きな変更がないように感じる。
今までに標準UIを採用しているAndroid 4.0.x Ice Cream Sandwich Versionの設定画面を触れたことがあるのであれば、違和感なく操作することが可能であるが特に目新しさは感じない。

無線とネットワークにはテザリングやNFCは勿論のこと、エリアメールの設定も存在している。
GALAXY Nexusにはエリアメールの設定は存在しておらず、Nexus 4から公式に対応したことになる。

テザリングはUSBテザリングとポータブルWi-FiアクセスポイントとBluetoothテザリングに対応している。
ポータブルWi-Fiアクセスポイントは2.4GHz帯のみであるがIEEE 802.11 nで接続することが可能であった。

エリアメールの設定は細かく設定することが可能となっている。
ETWS方式とCMAS方式に対応していることが分かる。


ディスプレイの項目にはスクリーンセーバーやワイヤレスディスプレイの設定が用意されている。

スクリーンセーバーはGALAXY Nexusにも用意されているが、スクリーンセーバーとして設定可能な項目が異なっており、Nexus 4にはBeanFingerが追加されている。


アプリの項目からはRAMや内蔵ストレージの使用状況が分かる。
実行中を選択すると使用中のRAMや空き容量を把握することが可能だ。
初期状態では使用中が271MBで空き容量は1.6GBとなっており、かなりの余裕を見せてくれた。

内蔵ストレージはアプリケーションの保存領域としては16GBモデルでは約13GBの容量が用意されている。
初期状態では使用中が約239MBで、空き容量は13GBとなっていた。
外部メモリには非対応であるため、アプリケーションを含めたすべてのコンテンツは内蔵ストレージに保存することになる。

言語と入力ではシステムメニューの言語設定と、キーボードと入力方法の設定が可能である。
海外で販売されたモデルであるが、日本語にも対応している。

日本語入力システムもプリインストールされていた。
iWnn IMEが日本入力システムとして採用されている。

開発者向けオプションの項目は初期状態では隠された状態となっている。
端末情報の項目でビルド番号を7回連打すると開発者オプションのメニューが出現する。


最後に端末情報の項目を見てみる。
システムアップデートや端末の状態を確認する項目も端末情報に存在している。
Nexus 4は認証の電磁的表示に対応しており、規制情報より各国の認証情報を確認することが可能である。
欧州、米国、カナダ、豪州、ニュージーランド、フィリピン、ロシア、メキシコ、カザフスタンの認証情報が表示されるようになっている。


購入時にはAndroidバージョンが4.2であったが、ネットワーク接続直後に4.2.1へのアップデートが降ってきた。


最新のソフトウェアの状態における端末情報は下記の通りである。
モデル番号：Nexus 4
Androidバージョン：4.2.1
ベースバンドバージョン：M9615A-CEFWMAZM-2.0.1700.33
カーネルバージョン：3.4.0-perf-ge039dcb android-build@vpbs1.mtv.corp.google.com #1 Thu Nov 8 15:42:02 PST 2012
ビルド番号：JOP40D



以上で、各種設定項目のレビューは終わりとする。
今後は使用感のレビュー等も含めて書いていきたいと思う。