ニュージーランドのInfratil、Vodafone New Zealandの買収に関する交渉を認める
- 2019年05月13日
- 海外携帯電話
ニュージーランドのInfratilは英国のVodafone Groupとニュージーランドの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone New Zealandの買収に関して交渉していることを認めた。
Infratilが発表した公式声明によると、Infratilおよびほかの当事者はVodafone New Zealandの買収の可能性についてVodafone Groupと交渉を実施しているという。
Infratilおよびほかの当事者とVodafone Groupの交渉は進行中かつ未完了であり、最終的な合意に達さない可能性もあると案内している。
また、Infratilは交渉に関する重要な進展があれば、情報を随時更新すると付け加えている。
ほかの当事者に関する詳細は開示していないが、Infratilはほかの当事者と協力してVodafone New Zealandを買収する方向で、ほかの当事者はカナダのBrookfield Asset Managementであるとの報道も出ている。
Vodafone New Zealandはニュージーランドのオークランドに本社を置く企業で、Vodafone Groupの完全子会社となっている。
Vodafone Groupとニュージーランドの有料テレビ事業者であるSky Network TelevisionはVodafone New ZealandとSky Network Televisionを合併することで合意に達していたが、ニュージーランドの政府機関であるニュージーランド商務委員会(New Zealand Commerce Commission:NZCC)より承認を得られず、Vodafone New ZealandとSky Network Televisionの合併は実現しなかった。
Vodafone Groupは欧州を中心に世界各地で移動体通信事業を展開しており、大洋州ではニュージーランドのほか、豪州で関連会社のVodafone Hutchison Australia (VHA)を通じて移動体通信事業を手掛ける。
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