世界における2012年の携帯電話出荷台数はサムスンが初めて首位に
- 2012年12月19日
- 携帯電話総合
米国の調査会社であるiSuppliが発表した2012年の世界における携帯電話出荷台数シェアの速報値はSamsung Electronicsが約29.0%となり、初めて首位になることが確実になったと発表した。
Samsung Electronicsはスマートフォンの好調が大きな要因で、2011年の約24%からシェアを増やした。
GALAXYシリーズのスマートフォンのバリエーションを広げて、高価格帯から低価格帯までカバーしたことによって幅広い層の顧客を取り込んだ。
一方で、1998年から首位を守っていたNokiaは2011年の約30.0%からシェアを減らし、約24%で首位の座を明け渡すことが濃厚となった。
NokiaはWindows Phone端末を主力として販売しているが、Symbian端末の減少分をWindows Phone端末では補えなかったとしている。
3位は2011年の約7.0%から約11.0%にシェアを増やしたApple、4位は2011年の約6.0%からシェアを維持したZTE、5位は2011年の6.0%から約4.0%にシェアを減らしたLG Electronicsがランクインした。
フィーチャーフォンを除いたスマートフォンの出荷台数シェアもSamsung Electronicsが1位となる見通しである。
Samsung Electronicsは2011年の20.0%から28.0%と大幅にシェアを伸ばした。
2位は2011年の約19.0%から20.0%にシェアを増やしたApple、3位から5位は約5.0%のNokiaとHTCとResearch In Motionが並んでいる。
2011年はNokiaが約16.0%、HTCが約9.0%、Research In Motionが約11.0%であり、いずれもシェアを大きく減らした。
速報値であるため最終的な数値には多少の前後が見られる可能性もあるが、世界における2012年のスマートフォンを含んだ全ての携帯電話出荷台数とスマートフォン出荷台数はSamsung Electronicsが1位となることは間違いないだろう。
・iSuppli
http://www.isuppli.com/Mobile-and-Wireless-Communications/News/Pages/Samsung-Displaces-Nokia-as-Top-CellphoneBrand-in-2012-and-Takes-Decisive-Smartphone-Lead-Over-Apple.aspx
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