SoftBank Group傘下の米Sprint、LG V50 ThinQ 5Gを発売
- 2019年06月03日
- Android関連
SoftBank Groupの子会社で米国の移動体通信事業者(MNO)であるSprintは韓国のLG Electronics製のスマートフォン「LG V50 ThinQ 5G」を発売した。
Sprintは2019年5月31日よりLG V50 ThinQ 5Gの販売を開始している。
LG V50 ThinQ 5Gは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンで、Sprint向けのLG V50 ThinQはSprintが商用化した5Gサービスを利用できる。
希望小売価格は1,152米ドル(約125,000円)に設定されている。
Sprintの5Gサービスは商用化当初、ジョージア州アトランタ、テキサス州ダラス・フォートワース複合都市圏、テキサス州ヒューストン、ミズーリ州カンザスシティとそれらの近郊都市の一部が提供エリアとなる。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用する。
周波数はFR1の2.5GHz帯を利用しており、NR Bandはn41である。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローンと、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローンが規定されているが、Sprintはノンスタンドアローンを導入しており、LG V50 ThinQ 5Gはノンスタンドアローンのみに対応している。
ノンスタンドアローンはNR方式の利用にはアンカーバンドとなるLTE方式への接続が前提となる。
なお、LG V50 ThinQ 5GはSprintが初めて取り扱う5Gに対応したスマートフォンとなった。
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