ベトナムのAsanzoが製造国偽装か、スマホに影響の可能性も

ベトナムのAsanzo Groupに中国製をベトナム製と装って家電製品を販売した疑惑が浮上していることが分かった。

ベトナムメディアがスクープとして報じたことで発覚し、ベトナムの各政府機関が調査に乗り出す事態に発展している。

Asanzo Groupは家電製品などを展開しており、ベトナム製と称して家電製品を販売しているが、実際には一部の製品を除いてほとんどが中国製という。

日本の最高峰の技術を用いてベトナム国内で製造していることをAsanzo Groupの家電製品のセールスポイントと称していた。

しかし、疑惑の発覚でAsanzo Groupの信頼は崩れ落ちており、ベトナムメディアのスクープが伝えられてから、一部の取扱店ではAsanzo Groupの家電製品の取り扱いを見合わせている。

Asanzo Groupはベトナム国内に製造施設を保有しており、一部のテレビは中国から部品を輸入してベトナムで組み立てたベトナム製であるが、一部のテレビ以外の家電製品は完成品を中国から輸入しているという。

一部のテレビ以外の家電製品はMade in Chinaのラベルを剥がしてMade in Vietnamのラベルに貼り替えるなど、実際は中国製の家電製品をベトナム製に装って出荷していた模様である。

Asanzo Groupにとってスマートフォン事業は小規模であるが、ベトナム製と称するスマートフォンも展開している。

一部のテレビ以外の家電製品と同様に、Asanzo Groupが展開するスマートフォンもベトナム製ではない可能性がある。

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