マレーシアのMaxis、ファーウェイと5G体験ゾーンを開設
- 2019年09月21日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxisと中国のHuawei Technologies (華為技術)のマレーシア法人であるHuawei Technologies (Malaysia)は第5世代移動通信システム(5G)を体験できる5G体験ゾーンを開設した。
Huawei Technologies (Malaysia)はマレーシアの首都・クアラルンプールに位置するPavilion Eliteに旗艦店としてHuawei Flagship Storeを設置しており、Huawei Flagship Storeの前に5G体験ゾーンを設置している。
2019年9月19日から2019年10月6日まで5G体験ゾーンを一般公開しており、マレーシアでは商用化されていない5Gを先行して体験できる。
MaxisとHuawei Technologies (Malaysia)が協力して5G体験ゾーンを設置しており、Maxisが試験用に使用の許可を得た周波数を使用し、Huawei Technologiesが通信設備を提供する。
5G体験ゾーンには通信速度を測定できるコーナーが設けられており、5Gに対応したスマートフォンとしてHuawei Technologies製が提供するHUAWEI Mate 20 X (5G)を配備し、通信速度の測定が可能である。
通信速度は下り最大1.3Gbpsになるという。
マレーシアでは商用の5G向け周波数は割当が実施されておらず、具体的な5Gサービスを商用化する時期は決まっていない。
商用の5G向け周波数の割当が2020年後半となる見通しで、2021年から2022年に5Gサービスの商用展開を本格化するとの見方が出ているが、東南アジアの複数の国で2019年から2020年に5Gサービスが順次商用化されるため、マレーシアでは前倒しで5Gサービスを導入する可能性もある。
なお、Pavilion Eliteに入居するHuawei Flagship Storeは2017年3月25日に営業を開始しており、マレーシアで最大の旗艦店となっている。
Pavilion EliteはPavilion Kuala Lumpurに隣接し、最寄駅はKLモノレールのエアアジア-ブキッ・ビンタン駅もしくはラジャ・チュラン駅で、各駅から徒歩圏内である。
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