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中国聯通がサブ6の5GでCAを実装、中国電信の帯域も利用



中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Unicom (中国聯通)のブランドで展開するChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)は第5世代移動通信システム(5G)のキャリアアグリゲーション(CA)を実装したと明らかにした。

広東省の広州市に位置する広州大学城で試験を実施しており、通信設備は中国のHuawei Technologies (華為技術)が供給した。

5Gの通信方式はNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成を採用しており、NR方式はサブ6GHz帯のFR1のみでCAを実装している。

NR方式の周波数は3.5GHz帯でNR Bandはn78となり、帯域幅は100MHz幅の搬送波が2搬送波で合計が200MHz幅となる。

NSA構成でLTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity:以下、EN-DC)も実装しており、LTE方式のアンカーバンドは1.8GHz帯のBand 3と思われるため、EN-DCの組み合わせはDC_3A_n78Cの可能性が高い。

China United Network Communicationsが保有する3.5GHz帯は100MHz幅のみであり、China United Network Communicationsが保有する周波数のみでは合計は200MHz幅とならないが、中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)が保有する周波数も使用してCAを実装した。

China United Network CommunicationsとChina Telecomはそれぞれ5G向け周波数として3.5GHz帯の100MHz幅のみ割当を受けているため、両社が保有する5G向け周波数をすべて使用したことになる。

China United Network CommunicationsとChina Telecomは5Gネットワークの共同開発で合意に達しており、中国全土で1つの5Gネットワークを構築する計画という。

5Gネットワークの構築はChina United Network Communicationsが100%の割合で担当する地域、60%の割合で担当する地域、40%の割合で担当する地域、China Telecomが100%の割合で担当する地域に分けられており、広州市ではChina United Network Communicationsが40%の割合で構築を担当する。

China Unicom

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