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米AT&Tがローバンド5Gを開始へ、850MHz帯で



米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobilityはローバンド5Gの提供を開始すると発表した。

2019年11月22日を基準として数週間以内にローバンド5Gの提供を開始するという。

AT&T Mobilityは法人顧客や開発者に限定して第5世代移動通信システム(5G)を商用化しているが、周波数はミリ波(mmWave)の39GHz帯を使用している。

ローバンド5Gは39GHz帯ではなくその名称通りに低い周波数を使用することになる。

まずはインディアナ州インディアナポリス、ペンシルベニア州ピッツバーグ、ロード・アイランド州プロビデンス、ニューヨーク州ロチェスター、カリフォルニア州サンディエゴが提供エリアとなる予定であるが、2020年には米国全土をカバーできるという。

具体的な周波数は公表していないが、850MHz帯を使用する可能性が高い。

AT&T MobilityはGSM方式で850MHz帯を使用していたが、W-CDMA方式およびLTE方式に転用しており、さらにNR方式に転用する模様である。

5Gの通信方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用するため、850MHz帯のNR Bandはn5に該当する見込み。

なお、39GHz帯のNR Bandはn260である。

ローバンド5Gは一般の個人顧客と法人顧客の両方に提供する計画で、ローバンド5Gの提供の開始に伴い個人顧客に対する5Gサービスを商用化することになる。

世界の複数の国と地域の移動体通信事業者がn5を導入する計画であるが、n5の導入はAT&T Mobilityが世界初となる見通し。

AT&T Mobilityは39GHz帯を使用した5Gサービスを5G+として展開しており、当然ながら5G+の展開も継続する。

5G+は21都市で提供しており、2020年初めには30都市に拡大する予定である。

AT&T

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