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香港のSmarTone、2020年半ばまでに5Gサービスを開始



香港特別行政区のSmarTone Telecommunications Holdings (数碼通電訊集団)は2019年12月31日に終了した6ヶ月間となる2020会計年度上半期の業績発表に合わせて、子会社で香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)の事業計画を明らかにした。

第5世代移動通信システム(5G)に関する計画を公表しており、SmarTone Mobile Communicationsは2020年半ばまでに5Gサービスを商用化する予定という。

また、周波数は5GのNR方式向けに割当された高バンドと中バンド、第4世代移動通信システム(4G)以前の通信方式向けに割当された低バンドを組み合わせて5Gネットワークを展開する計画も示している。

高バンドはミリ波(mmWave)の28GHz帯、中バンドはサブ6GHz帯の3.5GHz帯を指しており、SmarTone Mobile Communicationsは28GHz帯の400MHz幅と3.5GHz帯の70MHz幅を保有する。

なお、28GHz帯は屋内と屋外の両方で利用できるが、3.5GHz帯は制限が存在しており、3.5GHz帯の70MHz幅のうち50MHz幅は一部のエリアを除いて屋内と屋外の両方で利用が可能で、20MHz幅は屋内専用となる。

香港特別行政区では屋内専用の3.5GHz帯は3.3GHz帯と呼ばれている。

低バンドはSmarTone Mobile Communicationsの基準では2.6GHz帯、2.1GHz帯、1.8GHz帯、900MHz帯のリファーミングバンドを指しており、すでにLTE方式、W-CDMA方式、GSM方式のいずれかで使用しているため、状況に応じてNR方式に順次転用する見込み。

低バンドは郊外を中心として面的にカバーし、中バンドは都市部を中心として面的にカバーする計画である。

高バンドはスポット的に展開する計画で、牛頭角、鶴園、旺角、油麻地、尖沙咀、太古城、銅鑼湾、中環、半山またはその付近で整備することが明らかにされている。

5Gサービスを商用化する詳細な日程は商用化の時期が迫れば発表する見込み。

SmarTone Telecommunications Holdings

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