大日本印刷、ローカル5G向けSIMカードを提供
- 2020年02月22日
- Local 5G
Dai Nippon Printing (大日本印刷:DNP)はローカル5G向けSIMカードの提供を開始すると発表した。
ローカル5Gに対応したSIMカードの提供を2020年3月に開始し、ローカル5Gを支援して地域や産業の活性化を実現するという。
Dai Nippon Printingは2001年に日本で初めて第3世代移動通信システム(3G)向けSIMカードの提供を開始しており、1980年代からICカード事業で培ってきたセキュリティソフトウェア開発技術、媒体開発および製造技術、鍵管理および暗号化技術など、SIMカードに関する高度な技術、知見、実績を保有し、これらの強みを生かして高品質なローカル5Gに対応したSIMカードを提供すると説明している。
DNP SIM for ローカル5Gとして提供することになり、サイズはMini SIM (2FF)サイズ、Micro SIM (3FF)サイズ、Nano SIM (4FF)サイズに切り抜けるマルチカットSIM、チップ型のMFF2を選べる。
ローカル5GのほかにsXGPやBWAの高度化方式を含むプライベートLTE、EAP-AKA/EAP-SIM認証に対応した無線LANを想定利用ネットワークとする。
発行パラメータや形状の提案など顧客の要望に合わせてきめ細やかな対応と供給を実現するという。
ローカル5G向けSIMカードの製造は高いセキュリティ環境を整備した日本国内の工場で製造を行う。
また、ローカル5G向けSIMカードの提供にとどまらず、導入に関連するサービスなども提供する計画を示している。
ローカル5Gは地域の需要や多様な産業分野の個別の需要に応じて、様々な主体が地域限定で柔軟に構築して利用できる第5世代移動通信システム(5G)である。
ミリ波(mmWave)の28GHz帯を使用したローカル5Gの制度が整備されており、NR方式を導入することができる。
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