KDDIが豊田スタジアムのメインスタンドで5Gを整備
- 2020年02月23日
- KDDI-総合
auを展開するKDDIは愛知県豊田市に位置する豊田スタジアムのメインスタンドで第5世代移動通信システム(5G)のエリア化を行うと発表した。
2020年2月29日に開催される2020明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスと湘南ベルマーレの試合から豊田スタジアムのメインスタンドで5Gのエリア化を行う。
KDDIは豊田スタジアムのメインスタンドの64席にau 5G体感シートを設置し、各座席に配備されたスマートグラスや5Gに対応したスマートフォンを通じて新たな観戦体験を提供するという。
具体的にはチームのフォーメーションやスターティングメンバーの確認、シュートシーンやオフサイドシーンなど試合中の様々なシーンでAR空間を通じて試合中の各選手のシュート数やパス数など統計情報を表示する。
2020年2月29日に開催される試合のみならず、同様の試みはシーズン中に複数回にわたり実施する予定である。
5Gに対応したスマートフォンはSonyの完全子会社であるSony Mobile Communicationsが開発した実証実験用のスマートフォンを使用するという。
これまでに、KDDIは豊田市で5Gの無線局免許を取得しており、KDDIが5G向けに割当を受けた3.7GHz帯および28GHz帯を使用してNR方式を運用することが可能となっている。
豊田市で取得した複数の5Gの無線局免許のうち少なくとも1局以上は豊田スタジアムの可能性が高いと考えられる。
なお、KDDIは2020年3月に5Gサービスを商用化する計画を明らかにしている。
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