イスラエルのHot、Partnerの買収を断念
- 2020年04月06日
- 海外携帯電話
イスラエルのHot Telecommunication Systemsは同国の移動体通信事業者(MNO)であるPartner Communicationsの買収を断念したことが分かった。
Hot Telecommunication Systemsの親会社でオランダのAltice Europeが明らかにした。
先にAltice Europeは同社の完全子会社であるHot Telecommunication SystemsがPartner Communicationsを買収することを打診したと発表していたが、Hot Telecommunication SystemsはPartner Communicationsの買収の可能性に関する議論を終了したと発表した。
背景までは明らかにされていないが、Hot Telecommunication SystemsはPartner Communicationsの買収を断念したことになる。
Hot Telecommunication Systemsはイスラエルで電気通信事業を展開しており、子会社のHot Mobileを通じて移動体通信事業を手掛ける。
すなわち、Hot MobileはPartner Communicationsは同業となる。
イスラエルでは2012年の規則改定を受けて移動体通信事業者の新規参入が相次ぎ、6社の移動体通信事業者がひしめき合う。
競争の激化を受けてイスラエルの移動体通信事業者各社は業績が悪化しており、これまでより移動体通信事業者の統合は度々議論されている。
なお、Altice Europeはイスラエルのほかにフランス、ポルトガル、ドミニカ共和国でも移動体通信事業を展開している。
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