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エリクソン製のローカル5G向け基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明などを通過した機器の情報が更新された。

スウェーデンのEricsson製のNR基地局「BB 6600 5121 B257AB」が2020年2月17日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は001-A16310。

申請者はEricssonの日本法人であるEricsson Japanとなっている。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の31に規定する特定無線設備である。

証明規則第2条第11号の31に規定する特定無線設備は5G-NR(28GHz帯)用基地局となるため、第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式の28GHz帯に対応した基地局と分かる。

周波数は28200~28300MHzの100MHz幅のみで認証を受けている。

28200~28300MHzはローカル5Gの周波数であるため、ローカル5G向けの基地局と考えられる。

そのため、ローカル5Gを導入する一部の事業体は基地局ベンダとしてEricssonを選定した可能性がある。

NR方式の周波数はNR Bandとして定義されており、Ericsson製の基地局の型番規則からもNR Bandはn257と判断できる。

ローカル5Gは地域の需要や多様な産業分野の個別の需要に応じて、様々な事業体が地域限定で柔軟に構築および利用できる5Gで、まずは28200~28300MHzを使用したローカル5Gの制度が整備されている。

すでに複数の事業体がローカル5Gの免許を申請し、そのうち一部の事業体がローカル5Gの免許を取得したことが分かっている。

なお、認証業務を実施したTelecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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