楽天モバイル、MVNOサービスの新規受付を終了
- 2020年04月07日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)は仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯通信サービスの新規受付を終了した。
これまで、Rakuten MobileはNTT DOCOMOの基地局を使用したドコモ回線、auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)の基地局を使用したau回線を仮想移動体通信事業者として提供してきた。
ドコモ回線およびau回線の新規受付は終了したが、すでに加入している場合は新規受付を終了後も当面は利用できる。
ドコモ回線では組み合わせプランとスーパーホーダイ、au回線では組み合わせプランを用意していたが、いずれもRakuten Mobileの公式ウェブサイトでは2020年4月7日の20時59分、楽天モバイルショップの店頭では2020年4月7日の閉店時刻をもって新規受付を終了すると案内していた。
閉店時刻が最も遅い楽天モバイルショップの閉店時刻は22時であるため、Rakuten Mobileとしては公式ウェブサイトおよび店頭ともに仮想移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの新規受付は終了したことになる。
仮想移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスは2014年10月29日にRakutenの子会社であるFUSION COMMUNICATIONSがドコモ回線の提供を開始し、FUSION COMMUNICATIONSは2015年12月1日に社名をRakuten Communications (楽天コミュニケーションズ)に変更するとともに携帯通信サービスに関する事業をRakutenに移管、2018年10月1日にau回線の提供を開始、2019年4月1日に携帯通信サービスに関する事業をRakuten Mobileに移管した。
なお、Rakuten Mobileは周波数の割り当てを受けて自ら基地局を整備する移動体通信事業者(MNO)として新規参入することが決定しており、2020年4月8日に移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスを商用化する。
まずは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入し、2020年6月には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入する計画である。
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