米国最大手のVerizon Wireless、OnePlus製スマホを初採用

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米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnershipは中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)製のスマートフォン「OnePlus 8 5G UW」を取り扱うと発表した。

2020年4月29日よりVerizon WirelessのラインナップでOnePlus 8 5G UWの注文を受け付ける。

Cellco Partnershipは世界で初めて第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gサービスを商用化した移動体通信事業者で、2019年4月3日より5G Ultra Widebandとして5Gサービスを提供している。

5G Ultra Widebandではミリ波(mmWave)の高い周波数を使用しており、具体的には28GHz帯および39GHz帯を使用する。

NR Bandは28GHz帯がFR2のn261、39GHz帯がFR2のn260である。

OnePlus 8 5G UWは5G Ultra Widebandに対応したスマートフォンとなるため、製品名には5G Ultra Widebandを指す5G UWを付しており、5G Ultra Widebandで使用するn261およびn260の両方を利用できる。

また、Cellco Partnershipは2020年後半に低い周波数を使用した5G low-bandを導入する計画で、OnePlus 8 5G UWは先行して5G low-bandにも対応しているため、Cellco Partnershipが5G low-bandを導入すれば利用が可能となる。

5G low-bandは850MHz帯を使用する見込みで、NR BandはFR1のn5である。

Cellco Partnershipは加入件数を基準として米国で最大手の移動体通信事業者で、これまでにOnePlus Technology (Shenzhen)製のスマートフォンを取り扱った実績はなかった。

OnePlus 8 5G UWの取り扱いに伴い、Cellco Partnershipとしては初めてOnePlus Technology (Shenzhen)製のスマートフォンを採用したことになる。

Verizon Wireless