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OnePlusが欧州の複数の国で事業規模を縮小



中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)は欧州の複数の国で事業規模を縮小したことが分かった。

OnePlus Technology (Shenzhen)が運営するコミュニティでOnePlus Technology (Shenzhen)の欧州事業を担当する責任者が言及しており、業務をより効率的に進めるために欧州内の組織構造にいくつかの変更を加えることを決定したという。

欧州事業の再編を認めたうえで、再編は欧州事業のみに適用されることや、欧州はOnePlus Technology (Shenzhen)にとって主要な地域であることを明確化し、既存の欧州事業の人員は配置転換を行うほか、重視する戦略市場では能力のさらなる強化を図ると説明している。

強化を図る市場は北欧地域およびベネルクス地域で、再編の対象は英国、フランス、ドイツの3ヶ国となる。

再編に伴う人員削減の影響を受ける英国、フランス、ドイツで勤務する約20人の従業員を支援するために、各国の規制に従って解雇手当を提供するなど、できる限りの支援を実施すると表明しており、英国、フランス、ドイツにおける人員削減の実施および事業規模の縮小を認めたことになる。

OnePlus Technology (Shenzhen)が展開する北欧地域はデンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの4ヶ国、ベネルクス地域はベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3ヶ国であるが、このうちデンマーク、フィンランド、オランダ、ベルギーでは事業のさらなる強化を図る模様で、事業規模の縮小の影響は受けない見込み。

また、OnePlus Technology (Shenzhen)は欧州事業の本部を英国の首都・ロンドンに設置していたが、英国事業の再編や北欧地域の強化に伴いフィンランドの首都・ヘルシンキに移転するとの情報も出ている。

OnePlus Technology (Shenzhen)は中国の広東省深圳市に本社を設置し、OnePlusブランドでスマートフォンをはじめとした携帯端末を展開する。

中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)の親会社であるGuangdong Ooujia Holdings (広東欧加控股)の子会社となるため、出資構造上はGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsの傘下ではなく、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsとは兄弟会社の関係となる。

ただ、実際はGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsの幹部が主導してOnePlus Technology (Shenzhen)を立ち上げ、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsが保有する経営資源を最大限に活用しているため、OnePlusブランドはGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsを中心としたOPPOグループのサブブランドに近い存在となっている。

OnePlus Technology (Shenzhen)は当初より欧州事業を重視しており、欧州の主要国のひとつである英国では移動体通信事業者(MNO)各社と提携してきた。

英国の移動体通信事業者としてはTelefonica UKがしばらく独占的にOnePlus Technology (Shenzhen)のスマートフォンを販売したが、Telefonica UKに加えてEE、Vodafone、Hutchison 3G UKも取り扱いを開始した。

EEは第5世代移動通信システム(5G)の商用化に伴い最初の5Gに対応したスマートフォンとしてOnePlus Technology (Shenzhen)のスマートフォンを大々的に発売したが、販売不振から最新のOnePlus 8シリーズはHutchison 3G UKが取り扱うにとどまる。

OnePlus

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