デュアルディスプレイのMicrosoft Surface Duo (1930)がBluetooth認証を通過
- 2020年07月25日
- Android関連
米国のMicrosoft製のLTE/W-CDMA/GSM端末「1930」が2020年7月24日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。
Bluetooth SIGの認証ページでは製品名の項目にSurface Duoと記載されている。
そのため、1930はMicrosoft Surface Duoの型番に該当することが確定した。
これまでに、1930は米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を取得している。
FCCではモバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/ 1900(B2/B25)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B14/B29) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
基本的にFCCでは米国で使用できる周波数に限定して認証を受けるため、FCCで認証を受けた周波数が完全な対応周波数と一致するとは限らない。
多くの場合はFCCで認証を受けた周波数以外にも対応するが、米国で利用できる周波数は確定したことになる。
ほかにLTE方式では5GHz帯のアンライセンスバンドを使用するLTE (TDD) U-NII(B46)に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)に対応することも分かっている。
また、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)およびNFCにも対応する。
MicrosoftはMicrosoft Surface Duoの詳細を公表していないが、OSはAndroidで本体は折り畳める構造を採用しており、2枚の約5.6インチのディスプレイを備える。
360度回転のヒンジを搭載しており、本体を閉じると1枚の約5.6インチのディスプレイを搭載したコンパクトなスマートフォンのように使用が可能で、本体を開くと2枚のディスプレイを活用して約8.3インチ相当のタブレットのように使用が可能である。
具体的な発売日は不明であるが、2020年のホリデーシーズンに発売する予定と案内している。
Bluetooth SIG – Microsoft 1930
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