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iPad (第8世代)の製造工場が判明、台湾2社が受注



米国のAppleが発表したタブレット「Apple iPad (第8世代)」の製造を行う工場が各種認証より判明した。

Apple iPad (第8世代)はWi-Fi + CellularモデルおよびWi-Fiモデルいずれも中国のCompal Smart Device (Chongqing) (重慶翊宝智慧電子装置)や中国のHongfujin Precision Electronics (Chengdu) (鴻富錦精密電子(成都))が所有および運営する工場で製造を行う。

Compal Smart Device (Chongqing)は台湾のCompal Electronics (仁宝電脳工業)傘下で、Hongfujin Precision Electronics (Chengdu)は台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)傘下である。

そのため、Apple iPad (第8世代)の製造はCompal ElectronicsとHon Hai Precision Industryが受注したと考えられる。

Compal Smart Device (Chongqing)は直轄市の重慶市に所在、Hongfujin Precision Electronics (Chengdu)は四川省の省都・成都市に所在し、いずれも過去にApple iPadシリーズのタブレットを製造した実績を有する。

引き続きApple iPad (第8世代)の製造も引き受けることが分かる。

いずれもApple iPadシリーズのタブレット以外にもAppleの製品を製造した実績があり、Compal Smart Device (Chongqing)はApple Watchシリーズのスマートウォッチも製造し、Hongfujin Precision Electronics (Chengdu)はApple Macシリーズのパソコンも製造している。

なお、AppleはApple iPad (第8世代)と同時にApple iPad Air (第4世代)も発表しているが、Apple iPad Air (第4世代)は発売時期がApple iPad (第8世代)より遅く、認証機関に登場する時期も遅くなるため、製造を担当する工場は確定していない。

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