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ヨルダンで第4の携帯電話事業者が参入か、当局に申請



ヨルダンで第4の移動体通信事業者(MNO)が新規参入する可能性が浮上した。

ヨルダンの政府機関で電気通信分野の規制を司る電気通信規制委員会(Telecommunications Regulatory Commission:TRC)はヨルダン企業から移動体通信事業者として新規参入するための免許の申請が行われたことを2020年9月20日付けで明らかにした。

電気通信規制委員会は企業名を公表していないが、情報通信技術分野で事業展開を行うヨルダン企業から2020年9月13日付けで公式に移動体通信事業者として新規参入するための免許の申請が行われたという。

免許を申請したヨルダン企業は移動体通信事業者としてネットワークを立ち上げ、管理するために必要な免許の取得を希望すると表明した模様である。

また、グローバルで一般的な第4世代移動通信システム(4G)を使用すると説明しており、通信方式は4Gとして世界で普及が進むLTE方式を導入する見込み。

電気通信規制委員会は2020年9月17日付けでヨルダン企業に対して企業の一般的な情報、規制要件や技術要件を満たすための情報、特にネットワークの詳細や通信設備の製造業者などの各種情報を提供するよう要求した。

免許を申請したヨルダン企業が必要な情報を電気通信規制委員会に提供次第、電気通信規制委員会は調査を実施して免許の交付に関して判断する予定という。

ヨルダンの移動体通信事業者としてはZainとして展開するJordan Mobile Telephone Services Company、Orangeとして展開するPetra Jordanian Mobile Telecommunications Company、Umniah Mobile Companyの3社が存在する。

Jordan Mobile Telephone Services CompanyはZainとして展開するクウェートのMobile Telecommunications Companyの子会社で、持分比率は96.52%となっている。

Petra Jordanian Mobile Telecommunications CompanyはフランスのOrangeの完全子会社でヨルダンのJoint Investments Telecommunications Companyが株式の51%を保有するヨルダンのJordan Telecommunications Companyの完全子会社であるため、Orangeの子会社となる。

Umniah Mobile CompanyはBatelcoとして展開するバーレーンのBahrain Telecommunications Companyの完全子会社である。

ヨルダンの移動体通信事業者はクウェート、フランス、バーレーンの企業が所有しているが、免許を申請した企業はヨルダン企業とされており、唯一のヨルダン企業が所有する移動体通信事業者となる可能性がある。

電気通信規制委員会

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