米国のC Spireが5Gサービスを商用化
- 2020年10月28日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)でC Spireとして展開するCellular Southは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2020年10月23日よりNR方式に準拠した5Gサービスの提供を開始している。
Cellular Southはミシシッピ州を拠点として事業を行う地域限定の移動体通信事業者である。
移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの対象区域はミシシッピ州およびその周辺の一部都市に限定されている。
まずはミシシッピ州のブルックヘブンおよびコロンバスの一部が5Gサービスの提供エリアとなる。
2020年12月末までにはミシシッピ州のジャクソン、ハッティズバーグ、ミシシッピ湾岸地域にも拡大する計画という。
5Gサービスに対応した端末として複数のスマートフォンを販売しており、まずは米国のApple製のiPhone 12およびiPhone 12 Proの取り扱いを開始している。
米国では2020年10月23日にiPhone 12およびiPhone 12 Proを発売したため、Cellular SouthはiPhone 12およびiPhone 12 Proの発売に伴い5Gサービスを商用化したことになる。
Appleは公式ウェブサイトを通じてiPhone 12シリーズのスマートフォンで5Gを利用できる移動体通信事業者および仮想移動体通信事業者(MVNO)を案内しており、Cellular Southも5Gを利用できる移動体通信事業者として掲載されている。
そのため、Cellular SouthがiPhone 12シリーズを取り扱うことはすでに決定的となっていた。
米国では2020年11月13日にiPhone 12 miniおよびiPhone 12 Pro Maxを発売する予定で、Cellular SouthはiPhone 12 miniおよびiPhone 12 Pro Maxも発売と同時に取り扱う見込み。
Apple製のスマートフォン以外では2021年初めまでに韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製の一部のスマートフォンがCellular Southの5Gサービスに対応する予定という。
また、2021年初めにはSamsung Electronicsを含めた複数のメーカーの5Gサービスに対応したスマートフォンを発売する計画である。
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