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Dimensity 1100を搭載した5Gスマホvivo S9を発表



中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「vivo S9 (V2072A)」を発表した。

第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。

OSにはAndroid 11をベースとするOriginOS 1.0を採用している。

チップセットは64bitに対応したMediaTek Dimensity 1100を搭載する。

CPUはオクタコアで、動作周波数は最大2.6GHzのクアッドコアと最大2.0GHzのクアッドコアで構成される。

ディスプレイはリフレッシュレートが最大90HzでHDR10+に対応した約6.44インチFHD+(1080*2400)AMOLEDである。

カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントにメインの約4400万画素CMOSイメージセンサと超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるデュアルカメラを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28A) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1700(B4)/ 900(B8)/850(B5)/700(B28A) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなり、SA構成ではすべてのNR Bandが動作するが、NSA構成ではn78およびn41に限り動作する。

SIMカードはデュアルSIMに対応しており、サイズはNano SIM (4FF)サイズで、NR方式を利用時のデュアルSIMの組み合わせはSA構成とNSA構成または両方がNSA構成となる。

Bluetooth 5.2、無線LAN (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。

システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、8GB+128GBモデル)と、システムメモリの容量が12GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(以下、12GB+256GBモデル)を用意する。

電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cである。

生体認証は顔認証とディスプレイ一体型の指紋認証を利用できる。

カラーバリエーションは朝露白、印象捨光、子夜藍の3色展開となる。

中国で販売することが決定しており、価格は8GB+128GBモデルが2,999人民元(約50,000円)、12GB+256GBモデルが3,299人民元(約55,000円)に設定されている。


vivo

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