シャープ、スマホ新製品の発表を延期

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SHARPはスマートフォンの新製品の発表を延期すると案内した。

当初、2021年5月10日の12時よりスマートフォンの新製品を発表すると予告していたが、延期することになった。

延期の理由に関して、報道関係者に対しては諸般の事情と説明している。

SHARPはTwitterの公式アカウントを通じても延期を案内しており、Twitterの公式アカウントの担当者でも詳しい事情は分からないという。

変更後の日程は決定次第、改めて案内する予定である。

SHARPは毎年前半にフラッグシップとして展開するハイスペックなSHARP AQUOS Rシリーズを発表し、毎年後半にミッドレンジのSHARP AQUOS senseシリーズのスマートフォンを発表している。

これまでの傾向を考慮すると、2021年5月10日にはSHARP AQUOS Rシリーズのスマートフォンを発表すると予想されていた。

すでにSHARP製の未発表のスマートフォンが認証機関やベンチマークの測定結果などに登場しており、仕様の一部が判明した。

米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証では最終的な型番は掲載されていないが、無線LANはIEEE 802.11axに対応することが分かっている。

さらにGeekbench Browserの測定結果にはSH-51BおよびA101SHが登場しており、いずれもOSにはAndroid 11を採用し、システムメモリの容量は12GBとなる。

IEEE 802.11axに対応するほか、システムメモリの容量は12GBとなるため、ハイスペックなスマートフォンになると考えられる。

SHARP AQUOS Rシリーズのハイスペックなスマートフォンとして発表される見込みで、当初の予定では2021年5月10日に発表されることが期待されていた。

製品名は不明であるが、SHARP AQUOS R5Gの後継となるため、SHARP AQUOS R6などが製品名の候補として予想されている。

SHARP AQUOS Rシリーズは2017年に展開を開始しており、2017年前半にはSHARP AQUOS R、2018年前半にはSHARP AQUOS R2、2019年前半にはSHARP AQUOS R3を発表した。

2020年前半には従来の命名規則とは異なるSHARP AQUOS R5Gとして発表し、第5世代移動通信システム(5G)への対応に合わせて製品名に5Gを取り入れた。

また、SHARP AQUOS R5Gは移動体通信事業者(MNO)による5Gの商用化に合わせて、SHARP AQUOS Rシリーズのスマートフォンとしては初めて第1四半期に販売を開始することになった。

2021年前半に発表する見込みのSHARP AQUOS Rシリーズのスマートフォンは製品名にも注目しておきたい。