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韓国のLG U+が2021年Q1の業績を発表、5Gは約333万件に



韓国の移動体通信事業者(MNO)でLG U+として事業を行うLG Uplusは2021年第1四半期の業績を発表した。

2021年3月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第1四半期の連結売上高は前年同期比4.0%増の3兆4,168億韓国ウォン(約3,308億5,954万円)、EBITDAは前年同期比7.2%増の8,709億韓国ウォン(約843億3,200万円)、EBITDAマージンは前年同期比0.8ポイント増の25.5%、当期純利益は前年同期比35.0%増の2,009億韓国ウォン(約194億5,469万円)となった。

業績の発表に伴い分野および事業別の業績も公表している。

携帯通信分野の無線事業の売上高は前年同期比6.1%増の1兆4,971億韓国ウォン(約1,450億2,283万円)で、全体の43.8%を携帯通信分野および無線事業が占めた。

LG Uplusの業績報告における分野区分は携帯通信分野、スマートホームおよび電話分野、企業インフラストラクチャ分野に分類されており、携帯通信分野は無線事業のひとつの事業で構成される。

LG Uplusにとって最大の分野が携帯通信分野で、最大の事業が無線事業となっている。

無線事業は韓国で移動体通信事業者として展開する携帯通信サービスが中心となる。

携帯通信サービスの加入件数の増加および第5世代移動通信システム(5G)の加入率の上昇を受けて無線事業は堅調に成長し、LG Uplusの好業績に貢献した。

2021年第1四半期にはオンラインに特化した料金プランを発表しており、無線事業で競争力の強化に努めたと説明している。

2021年3月31日時点の事業データも公表されている。

携帯通信サービスの加入件数の総数は前年同期比9.4%増の1,698万1,000件となった。

総数のうち契約種別ごとの内訳も判明しており、5Gの加入件数は前年同期比129.2%増の333万5,000件、LTEの加入件数は前年同期比1.1%減の1,340万3,000件で、それぞれ全体の19.6%と78.9%を占めた。

2021年第1四半期中に5Gの加入件数は初めて300万件を上回り、LTEの比率は80%を下回った。

5Gは5GのNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、4GはLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式を韓国で利用できる。

2021年第1四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比0.3%増の30,892韓国ウォン(約2,991円)、LG Uplusの回線を利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めたARPUは前年同期比3.7%減の28,419韓国ウォン(約2,752円)となった。

なお、LG Uplusの筆頭株主は韓国のLG Corp.である。

LG Corp.による持分比率は30.6%となっている。

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