ASUSやHONORなどがSnapdragon 888 Plus 5Gを採用へ
- 2021年06月29日
- Android関連
米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが開発したハイエンドの携帯端末向けチップセット「Qualcomm Snapdragon 888 Plus 5G Mobile Platform」を台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、中国のHonor Device (栄耀終端)、米国のMotorola Mobility、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)が採用することが分かった。
Qualcomm Technologiesが公開したQualcomm Snapdragon 888 Plus 5G Mobile PlatformのプレスリリースにはASUSTek Computer、Honor Device、Motorola Mobility、vivo Mobile Communication、Xiaomi Communicationsのエンドースメントを掲載している。
ASUSTeK ComputerはROG Phoneで採用することで、全体的なパフォーマンスを次のレベルに引き上げることができると述べている。
製品名は公表していないが、ASUSTeK ComputerのゲーミングブランドであるROGのラインナップで展開するROG Phoneシリーズのスマートフォンで採用することが確定した。
Honor DeviceはQualcomm Technologiesとの協業がさらに一歩前進し、今後のHONOR Magic3シリーズの主力製品と完全に適合すると述べており、最も要求が厳しい顧客の需要も満たすことができると付け加えた。
HONOR Magic3シリーズの主力製品で採用することが確定しており、HONOR Magicシリーズの新製品を発売する計画であることも分かる。
中国のHuawei Technologies (華為技術)がHONOR事業を展開していた時代にHONOR Magicシリーズのスマートフォンを展開していたが、Honor DeviceがHONOR事業を承継してから初めてHONOR Magicシリーズのスマートフォンを製品化することになる。
Motorola Mobility、vivo Mobile Communication、Xiaomi Communicationsはシリーズまたは製品名には言及していない。
ただ、各社ともエンドースメントを提出したことから、フラッグシップとして展開するハイエンドのスマートフォンで採用することになると思われる。
Qualcomm Snapdragon 888 Plus 5G Mobile Platformを採用した最初のスマートフォンは2021年第3四半期に発売する予定であることが公表されている。
そのため、ASUSTeK Computer、Honor Device、Motorola Mobility、vivo Mobile Communication、Xiaomi Communicationsはいずれも2021年第3四半期以降にQualcomm Snapdragon 888 Plus 5G Mobile Platformを採用したスマートフォンを順次発売することになる。
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