UNISOC製チップセットを搭載したAlcatel 1L Proを発表
- 2021年07月03日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)はLTE/W-CDMA/GSM端末「Alcatel 1L Pro」を発表した。
Alcatelの商標を使用して展開するエントリークラスのスマートフォンである。
OSにはAndroid 11 (Go edition)を採用している。
チップセットはUNISOC SC9863Aを搭載する。
CPUはオクタコアで、動作周波数は最大1.6GHzのクアッドコアと最大1.2GHzのクアッドコアで構成される。
ディスプレイは約6.1インチHD+(720*1560)IPS液晶である。
カメラはリアにメインの約1300万画素CMOSイメージセンサと深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されあるデュアルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/900(B8)/ 850(B5)/700(B12/B17/B28) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 4.2および無線LAN IEEE 802.11b/g/n (2.4GHz)も利用できる。
システムメモリの容量は2GBで、内蔵ストレージの容量は32GBとなる。
外部メモリの利用にも対応する。
電池パックの容量は3000mAhとなっている。
生体認証は顔認証と指紋認証に対応しており、指紋認証センサはリアに備える。
カラーバリエーションはPower GreyとTwilight Blueの2色展開である。
2021年9月より中東、アフリカ、中南米で順次発売する予定で、価格は127米ドル(約14,000円)となる。
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