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クアルコムとASUSの共同開発5GスマホEXP21 SmartphoneがNCC通過、n257でも認証取得



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I007D」が2021年5月27日付けで台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。

認定番号はCCAI215G0040T2である。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 2600(n7)/2100(n1)/ 1800(n3)/900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3500(n78)/2600(n38)/2500(n41) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、台湾では2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

ASUS_I007Dは米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm TechnologiesよりSmartphone for Snapdragon Insidersとして発表されている。

Qualcomm TechnologiesとASUSTeK Computerが共同で開発したスマートフォンである。

国家通訊伝播委員会の認証は2021年5月27日付けで通過したが、当初は詳細な認証情報が公表されておらず、2021年7月20日付けで詳細な認証情報を公表した。

正式な発表後に詳細な認証情報を公表しており、詳細な認証情報の公開に伴い認証を受けた周波数も判明している。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯のFR1に加えてミリ波(mmWave)のFR2でも認証を受けた。

FR2ではn257で認証を受けており、国家通訊伝播委員会ではn257で認証を受けた最初のスマートフォンとなった。

ミリ波のアンテナモジュールはQualcomm Snapdragon X60 5G Modem-RF Systemと組み合わせることができるQualcomm 535 mmWave Antenna Module (QTM535)を搭載しており、いずれもQualcomm Technologiesが開発した。

なお、国家通訊伝播委員会は台湾の政府機関であるため、原則として台湾で利用できる周波数に限定して認証を行う。

そのため、国家通訊伝播委員会で認証を受けた周波数はASUS_I007Dが対応する周波数の一部であり、全部ではないことに留意しておきたい。

また、国家通訊伝播委員会の認証では設備名称がEXP21 Smartphone、もうひとつの型番としてZS675KWと記載されている。

台湾で正規に販売するために必要な国家通訊伝播委員会の認証を取得したため、台湾で発売するために準備を進めていると考えられる。

日本でも発売する予定である。

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