NTTドコモ、航空機ローミングと船舶ローミングを順次終了
- 2021年07月21日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはWORLD WING Wi-Fi、航空機ローミングサービス、船舶ローミングサービスを順次終了すると発表した。
WORLD WING Wi-Fiは2021年12月14日の0時以降に停止作業を順次実施し、2021年12月14日中には完全に利用が不可となる。
2021年12月13日の23時59分までは従来通りに利用できる。
航空機ローミングサービスおよび船舶ローミングサービスは2022年1月24日の0時から2022年1月28日に停止作業を順次実施するため、2022年1月28日には完全に利用できなくなると案内している。
2022年1月23日の23時59分までは従来通りに利用が可能である。
なお、表記の時間はすべて日本標準時を基準とする。
航空機ローミングサービスは飛行中の航空機内で携帯電話の国際ローミングを利用できるサービスで、音声通話、SMS、データ通信を利用できる。
ノルウェーのAeroMobileまたはOnAirとして展開するスイスのSITA Switzerlandが特定の航空会社の航空機で提供している。
地上および離陸中や着陸中を除いた飛行中に利用できるが、日本の領空を飛行中や航空機内で携帯電話の利用を許可していない国または地域の領空を飛行中は利用できないことを留意しておきたい。
船舶ローミングサービスは公海上を航行中の船舶内で携帯電話の国際ローミングを利用できるサービスで、音声通話、SMS、データ通信を利用できる。
ノルウェーのTelenor Maritime、米国のAT&Tの子会社で米国のWireless Maritime Services、MLTMAとして展開するマルタのVodafone Maltaが特定の船舶会社の船舶で提供している。
航空機ローミングサービスおよび船舶ローミングサービスは通常の地上の国際ローミングと比べて料金が割高となるため、航空機内および船舶内では意図しない利用も含めて十分に注意が必要である。
航空会社や船舶会社の都合で利用できない場合もあるため、対応する航空機や船舶に関しては航空会社や船舶会社に問い合わせるよう求めている。
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