中国聯通が3機種目のオリジナル5Gスマホを準備中
- 2021年07月24日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)は3機種目の第5世代移動通信システム(5G)に対応したオリジナルのスマートフォンを準備していることが分かった。
中国のUnicom Vsens Telecommunications (聯通華盛通信)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「VP003」が2021年7月22日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)、2021年7月23日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話機と記載されているため、5GのNR方式に対応した携帯電話となる。
携帯電話にはスマートフォンが含まれており、より正確には5Gに対応したスマートフォンになると考えられる。
製造者は中国のGUANGDONG ENOK COMMUNICATION (広東以諾通訊)と記載されており、GUANGDONG ENOK COMMUNICATIONが製造を担当することが分かる。
VP003は未発表端末の型番である。
これまでに、Unicom Vsens Telecommunicationsは5Gに対応したスマートフォンとしてU-MAGIC Youchangxiang20およびU-MAGIC Youchangxiang20 Plusの2機種を中国向けに発表している。
型番はそれぞれVP002およびVP001に該当する。
そのため、VP003は未発表端末と判断することができる。
VP003の製品名は確定していないが、すでに発表した2機種と同様にU-MAGICの商標を冠したスマートフォンとして中国向けに発表されると思われる。
また、すでに発表した2機種は中国のDBG Technology (恵州光弘科技)が製造を担当したため、VP003は製造者を変更したことが分かる。
Unicom Vsens TelecommunicationsはChina United Network Communicationsの完全子会社で、主に端末事業を担当している。
China United Network Communicationsの端末部門として機能しているため、実質的にChina United Network Communicationsのオリジナルのスマートフォンとなる。
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