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マカオにおける2021年Q2の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2021年6月末時点の電気通信分野の統計資料を公表した。

2021年6月末時点の携帯電話サービスの加入件数は前月末の1,246,341件から1,244,233件に減少しており、9ヶ月連続で減少する結果となった。

これによって、2021年6月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第2四半期末時点の携帯電話サービスの加入件数が判明したことになる。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、直近では2021年3月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第1四半期末時点の人口を公表している。

2021年第1四半期末時点の人口は約682,500人であるため、参考程度におおよその携帯電話の人口普及率を単純計算で算出すると182.31%となる。

加入件数は契約種別ごとの内訳も判明しており、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は30,559件、3Gのプリペイド回線は11,485件、LTEのポストペイド回線は815,155件、LTEのプリペイド回線は387,034件となっている。

3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3Gを利用できる回線である。

LTE方式は4Gであるが、統計資料ではLTE方式を利用できる回線を4GではなくLTEと表記しているため、3GやLTEとして統計資料と同様の表記を採用した。

支払方式別の比率はポストペイド回線が845,714件で約67.97%、プリペイド回線が398,519件で約32.03%となり、通信方式別の比率は3Gが42,044件で約3.38%、LTEが1,202,189件で約96.62%となった。

国際的な渡航制限の影響で短期滞在の入境者が大幅に減少したため、プリペイド回線は需要が低下して加入件数も大幅に減少しており、結果として全体の加入件数も減少している。

なお、マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、3として事業を行うHutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が存在する。

統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象である。

4社いずれも3Gおよび4Gを提供しており、第5世代移動通信システム(5G)は導入していない。

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