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ソフトバンク、5G国際ローミングの対象をタイに拡大



SoftBank Corp.は国際ローミングで第5世代移動通信システム(5G)を提供する国および地域を拡大した。

2021年8月19日よりタイにおける国際ローミングで5Gの提供を開始している。

SoftBank Corp.は日本の加入者に対して国際ローミングで5Gの提供を開始した最初の移動体通信事業者(MNO)である。

2021年4月27日より国際ローミングで5Gの提供を開始したが、最初は対象の国および地域が韓国の1ヶ国となっていた。

2021年6月10日には対象に台湾を追加し、さらに2021年8月19日には対象にタイも追加することになった。

SoftBank Corp.が提供するSoftBankに加えてY!mobileおよびLINEMOの携帯通信サービスでも国際ローミングで5Gを利用することができる。

国際ローミングで5Gを利用するために申し込みは不要であるが、対応機種を用意かつ設定で5Gを有効化する必要がある。

対応機種はスマートフォンが米国のApple製のiPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 miniの4機種で、いずれもOSのバージョンはiOS 14.5以降であることが条件となる。

タブレットはApple製の11インチiPad Pro(第3世代)および12.9インチiPad Pro(第5世代)の2機種となっている。

対象の移動体通信事業者は韓国がSK Telecom、台湾がTaiwan Mobile (台湾大哥大)、タイがAISとして事業を行うAdvanced Wireless Networkである。

いずれも5Gの無線方式としてNR方式を採用する。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はSK TelecomおよびTaiwan Mobileがノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3で、Advanced Wireless NetworkがNSA構成のOption 3とスタンドアローン(SA)構成のOption 2で運用している。

周波数はSK Telecomが3.5GHz帯、Taiwan Mobileが700MHz帯と3.5GHz帯、Advanced Wireless Networkが700MHz帯と2.5GHz帯となる。

NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、2.5GHz帯がFR1のn41、3.5GHz帯がFR1のn78である。

なお、SK TelecomおよびAdvanced Wireless Networkはそれぞれ韓国とタイで加入件数を基準として最大手の移動体通信事業者となっている。

国際ローミングの料金や利用方法などその他の詳細はSoftBankの公式ウェブサイトで確認できる。

SoftBank

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