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日本では2021年中にSmartphone for Snapdragon Insidersを発売へ



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANはスマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders (EXP21 Smartphone/ ZS675KW/ ASUS_I007D)」を2021年中に発売する見込みであることが分かった。

ASUSTeK Computerと米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが共同で開発したスマートフォンで、Qualcommの公式ウェブサイトには販売する国を掲載した。

販売する国は日本、韓国、中国、インド、英国(イギリス)、ドイツ、米国の7ヶ国である。

まずは米国で発売しており、2021年8月27日より販売を開始している。

米国の次に中国で発売する予定で、中国では2021年9月2日に発売することが決定し、事前注文を受け付けている。

日本、韓国、インド、英国、ドイツでは発売日を公表していない。

ただ、いずれも2021年後半に発売すると案内しているため、日本では2021年中に発売することになる。

日本の認証である電波法に基づく工事設計認証を取得したほか、日本向けのASUS Storeには製品情報が掲載されているため、すでに日本で販売することは決定的な状況となっていた。

いずれの国でも各国のASUS StoreまたはASUS Storeに相当するウェブサイトを通じてオンラインで販売するため、ASUSTeK Computerの販路を活用する。

販売する国では価格を公表しており、日本では164,880円(税込)、韓国では1,679,990韓国ウォン(約159,000円)、中国では9,999人民元(約170,000円)、インドでは111,990インドルピー(約167,000円)、英国では1,099英ポンド(約166,000円)、ドイツでは1,299ユーロ(約168,000円)、米国では1,499米ドル(約165,000円)に設定されている。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、超高速通信を利用できる。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gとなる。

また、サブ6GHz帯のFR1とミリ波(mmWave)のFR2で定義された周波数に対応する。

販売する国のうち日本、韓国、中国、英国、ドイツ、米国では5Gを商用化しているが、インドでは5Gを導入していない。

商用の5Gでは日本および米国の移動体通信事業者(MNO)はFR1とFR2で定義された周波数を使用しているが、韓国、中国、英国、ドイツの移動体通信事業者はFR1で定義された周波数を使用している。

Qualcomm

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