my 楽天モバイルのiOS版で回線判別機能を実装
- 2021年08月28日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は同社が提供するmy 楽天モバイルのアプリケーションのiOS版に回線判別機能を実装した。
2021年8月27日にmy 楽天モバイルのiOS版にアップデートを実施し、機能の追加や表示の改善が行われた。
アップデートの実施に伴い接続中の回線エリアを確認できる機能を追加したほか、オプションサービスの追加や変更または各種設定を行いやすいよう契約プランの画面のデザインを改修している。
なお、2021年8月27日に提供を開始したソフトウェアのバージョンは6.310209.12899である。
my 楽天モバイルのiOS版は2020年12月4日に提供を開始しており、米国のAppleが運営するApp Storeを通じてインストールできる。
my 楽天モバイルのアプリケーションはiOS版のほかにAndroid版も提供している。
Android版では2020年4月8日の移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスの本格的な商用化に伴い接続中の回線エリアを確認できる機能を実装したが、iOS版では2021年8月26日まで実装していなかった。
ただ、ソフトウェアが最新のバージョンであれば、2021年8月27日以降はiOS版でも接続中の回線エリアを確認することができる。
Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスには楽天回線と国内ローミングとして利用できるパートナー回線のエリアが存在する。
接続中の回線エリアを確認できる機能の実装によって、楽天回線とパートナー回線のエリアを判別できることになる。
楽天回線のエリアはRakuten Mobileが自社で基地局を開設して整備したエリアで、パートナー回線のエリアはRakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備したエリアとなる。
原則として楽天回線の整備が不十分なエリアでパートナー回線を利用することになり、パートナー回線は沖縄県以外ではKDDI、沖縄県ではOkinawa Cellular Telephoneが整備する。
国内ローミングは特定の屋内を除いた東京都特別区(東京23区)、愛知県名古屋市、大阪府大阪市とその他の一部の地域以外の日本全国で提供するが、楽天回線の整備が進んだ一部の地域から国内ローミングの提供を順次終了している。
その他のmy 楽天モバイルの機能や提供エリアなどの詳細はRakuten Mobileの公式ウェブサイトで確認することができる。
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