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インドネシアのIndosatがジャカルタなどに5Gを拡大、Ericssonも採用



インドネシアの移動体通信事業者(MNO)でIndosat Ooredooとして事業を行うIndosatは第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアをインドネシアの首都・ジャカルタ首都特別州などに拡大した。

Indosatは2021年6月22日に5Gを商用化したが、当初は5Gの提供エリアが中部ジャワ州のスラカルタ市(ソロ市)の一部に限定されていた。

2021年8月26日にはジャカルタ首都特別州の中央ジャカルタ市の一部でも5Gの提供を開始しており、ジャカルタ首都特別州でスマートシティビジョンの実現を加速すると表明している。

中央ジャカルタ市ではIndosatの本社が所在するモナス・エリアが5Gの提供エリアとなっている。

ほかに東ジャワ州の州都・スラバヤ市、東カリマンタン州のバリクパパン市、南スラウェシ州の州都・マカッサル市の一部にも5Gの提供エリアを拡大したことが分かっている。

5GはIM3 Ooredooのポストペイドプランまたはプリペイドプランで利用できる。

5Gの無線方式はNR方式を採用している。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成である。

周波数はサブ6GHz帯の1.8GHz帯を使用しており、NR BandはFR1のn3となる。

1.8GHz帯ではLTE方式とNR方式で動的に周波数を共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)を実装している。

5Gの通信設備はスラカルタ市では中国のHuawei Technologies (華為技術)から調達していたが、中央ジャカルタ市ではスウェーデンのEricssonを採用することになった。

カタールの移動体通信事業者であるOoredooは2021年1月4日にEricssonと5G向け通信設備の提供に関するグローバルな基本契約に調印した。

対象の国および地域にはOoredooが展開するカタールに加えて、Ooredooの連結子会社が展開するインドネシア、アルジェリア、イラク、クウェート、オマーン、パレスチナ、チュニジア、ミャンマー(ビルマ)、モルディブが含まれている。

IndosatはOoredooの連結子会社であるため、基本契約に含まれるインドネシアはIndosatのことである。

そのため、IndosatがEricssonから5G向け通信設備を調達することは確定していた。

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