docomo BlackBerry Bold 9900 レビュー

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NTT docomo向けのResearch In Motion製W-CDMA/GSM端末「docomo NEXT series BlackBerry Bold 9900 (以下、9900)」を触った。
9900は海外版も発売済みのため、レビューは超簡潔に書いておこうと思う。
カラーバリエーションはCharcoal Blackのみが用意されている。
物理的なキーでの操作だけではなく、タッチパネルでの操作にも対応している。
タッチパネルはあまり期待していなかったのであるが、タッチパネルの反応は良くて快適に操作することが出来た。

トラックパッドは指を滑らせて操作することが可能である。
キーボードはQWERTY配列で、非常に打ちやすかった。
各キーのピッチや形状や感触が絶妙である。
流石、BlackBerryと感じたところである。

BlackBerryはあまり慣れていないが、9900の動画を撮影してきた。
文字入力は物理的なQWERTYキーボードで、それ以外はタッチパネルを使うのも便利かもしれないと思った。

背面にはカメラやフォトライトを備える。
質感はなかなか良い印象である。

ブラウザを操作してみた。
トラックパッドやタッチパネルで操作可能である。
普段からタッチパネルの端末を使用しているせいか、タッチパネルの直感的な操作がしやすいと感じた。
ブラウザは非常に軽快である。
マルチタッチによる操作も快適で、スイスイ動いてくれた。
標準ブラウザのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (BlackBerry; U; BlackBerry 9900; ja) AppleWebKit/534.11+ (KHTML, like Gecko) Version/7.0.0.353 Mobile Safari/534.11+

カメラについては作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大の2560*1920で撮影。
アップした作例は下記の画像をクリック。(更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能)

docomo版の9900は海外版の9900と同様にNFCに対応している。
現段階では使い道は少ないが、将来的にNFC対応端末が増えれば用途の幅が広がるだろう。

全体を通して非常に良い印象だった。
物理キーでの操作や触る前はオマケと思っていたタッチパネルでの操作は優秀で、完成度は高く感じた。
2012年の2月以降に発売される予定であるが、今すぐ発売しても問題ないくらい動きは良かった。
まぁ、海外で発売されているから動きに問題が無いのは当然か。
Research In Motionの説明員によるとdocomoの試験的なものが厳しいので発売が遅くなるとのことだったが…。
正直なところ今まではBlackBerryにあまり大きな関心はなかったが、9900は欲しいと思えるくらい良い端末である。
docomoはBlackBerryの扱い方をもう少し見直して欲しいとも思った次第である。
レビューした端末は製品版ではなく、最終仕様は異なる可能性もあるので注意してもらいたい。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。