KDDIと沖縄セルラー電話、基本料0円から始まるpovo2.0を提供

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はauの携帯通信サービスでオンライン専用のブランドとして展開するpovoにおいて月額基本料が0円から開始するpovo2.0を2021年9月下旬より提供すると発表した。

povo2.0は顧客のライフスタイルに合わせて10種類のトッピングから自由に選択できるオールトッピングの料金プランとなる。

2021年9月下旬より提供を開始する予定で、詳細な日程は案内していない。

ベースプランは月額基本料が0円で、音声通話およびSMSの料金は従量課金である。

国内通話料は30秒あたり22円で、国内SMS送信料は1通あたり3.3円に設定されている。

ベースプランを契約したうえで、有料のトッピングを自由に購入して利用することができる。

有料のトッピングなどを180日間以上にわたり購入していない場合は利用停止または契約解除となる場合があることに留意しておきたい。

また、月間データ容量は0GBであるため、トッピングによるデータ容量の追加などがない場合は通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。

トッピングの種類はデータトッピングで6種類、通話トッピングで2種類、コンテンツトッピングで2種類、合計で10種類を用意している。

データトッピングはデータ追加1GB (7日間)が390円、データ追加3GB (30日間)が990円、データ追加20GB (30日間)が2,700円、データ追加60GB (90日間)が6,490円、データ追加150GB (180日間)が12,980円、データ使い放題 (24時間)が330円となる。

データ使い放題 (24時間)はネットワークの混雑時や動画およびクラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があるという。

通話トッピングは5分以内通話かけ放題が月額550円、通話かけ放題が月額1,650円で、いずれも衛星船舶電話など一部で対象外となる通話が存在する。

コンテンツトッピングはDAZN使い放題パック (7日間)が760円、smash.使い放題パック (24時間)が220円である。

表記の金額はすべて税込である。

手続きやサポートはすべてオンラインとなるため、店頭および電話では受け付けていない。

2021年3月23日に提供を開始したpovoは料金プランの名称をpovo1.0に変更するとともに、2021年9月下旬に新規加入の受け付けを終了する予定という。

なお、povo2.0はKDDIの完全子会社であるKDDI Digital LifeおよびCircles Lifeとして事業を行うシンガポールのCircles Asiaと協業して提供する。

Circles Asiaはオンライン型の携帯通信事業をアジアおよび大洋州(オセアニア)の複数の国と地域で展開している。

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