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マカオにおける2021年8月の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2021年8月末時点の電気通信分野の統計資料を公表した。

電気通信分野の統計資料では携帯電話サービスの加入件数を案内しており、2021年8月末時点の加入件数は前月末の1,227,570件から1,234,085件となった。

前月比で加入件数は増加したことが分かる。

2021年7月末まで10ヶ月連続で減少してきたが、2021年8月は増加に転じた。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、直近では2021年6月末に終了した3ヶ月間となる2021年第2四半期末時点の人口を案内している。

2021年第2四半期末時点の人口は約682,500人で、加入件数とは2ヶ月の開きがあるが、参考程度に単純計算でおおよその携帯電話サービスの人口普及率は180.82%となる。

加入件数は契約種別ごとの内訳も開示しており、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は29,560件、3Gのプリペイド回線は10,733件、LTEのポストペイド回線は828,053件、LTEのプリペイド回線は365,739件となった。

LTEのポストペイド回線の増加が全体の加入件数の増加に貢献した。

3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3Gを利用できる回線を意味しており、LTE方式は4Gの通信方式となるが、3GおよびLTEとして統計資料と同様の表記を採用している。

第2世代移動通信システム(2G)はすでに運用を終了しており、第5世代移動通信システム(5G)は導入していない。

支払方式別の比率はポストペイド回線が857,613件で約69.49%、プリペイド回線が376,472件で約30.51%、通信方式別の比率は3Gが40,293件で約3.27%、LTEが1,193,792件で約96.73%である。

なお、マカオ特別行政区ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、3として事業を行うHutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象となっている。

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