ソニーグループが2021年度Q2の業績を発表、Xperiaスマホの販売が増加

Sony Groupは2021年度(2022年3月期)第2四半期の連結業績を発表した。

2021年9月30日に終了した6ヶ月間となる2021年度第2四半期累計の連結売上高は前年同期比13.7%増の4兆6,262億800万円、営業利益は前年同期比11.5%増の5,985億2,700万円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比34.8%減の4,249億3,500万円となった。

業績の発表に伴いセグメント別の業績も公表している。

モバイル・コミュニケーションカテゴリが含まれるエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野の外部顧客に対する2021年度第2四半期累計の売上高は前年同期比29.4%増の1兆1,344億2,400万円、営業利益は前年同期比224.5%増の1,444億6,200万円である。

エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野の外部顧客に対する売上高は2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年度第2四半期では前年同期比8.7%増を記録しており、四半期ベースで増収を記録した要因のひとつにスマートフォンの販売台数の増加が含まれている。

これまで、業績の発表に合わせて公開する補足資料の主要製品販売台数ではスマートフォンの販売台数を公表してきたが、2021年3月31日に終了した3ヶ月間となる2020年度(2021年3月期)第4四半期を最後にスマートフォンの販売台数の公表を終了している。

そのため、2021年度第2四半期のスマートフォンの販売台数は不明であるが、2021年度第2四半期は前年同期比でXperiaシリーズのスマートフォンの販売台数が増加したことが分かる。

また、モバイル・コミュニケーションカテゴリの業績も公表しており、モバイル・コミュニケーションカテゴリの2021年度第2四半期累計の売上高は前年同期比4.1%増の1,805億1,500万円となった。

モバイル・コミュニケーションカテゴリにはスマートフォン事業およびインターネット関連サービス事業が含まれている。

スマートフォン事業はSony Groupの完全子会社であるSonyが事業会社として展開する。

コメントは受け付けていません。