ASUSがZenfone 8 FlipにAndroid 12を提供開始、日本版も対象

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台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)はスマートフォン「ASUS Zenfone 8 Flip (ZS672KS)」に対してOSのバージョンアップの提供を開始した。

2021年12月28日よりOSのバージョンアップの提供を開始しており、OSのバージョンアップを適用後はOSのバージョンがAndroid 12に上がる。

OSのバージョンアップは2021年12月28日時点で日本版、ロシア版、欧州(ヨーロッパ)版、国際版が対象となっている。

そのため、日本で正規に販売したASUS Zenfone 8 Flipも2021年12月28日よりOSのバージョンアップを適用できる。

日本版の主な更新内容にはモバイルマネージャー、連絡先、電話、ファイルマネージャー、電卓、時計、ギャラリー、天気、サウンドレコーダー、設定、Data Transfer、セットアップウィザード、システムアップデートアプリの刷新、クイック設定画面の調整、プライバシーダッシュボードの追加、ASUSセーフガードの更新、ASUSランチャーに新しいウィジェットページの追加が含まれる。

OSのバージョンアップに伴い一部の機能を削除しており、日本版の場合はディスプレイ設定からクイック設定のレイアウトの設定、ASUS電話アプリからSIP電話機能を削除している。

なお、ロシア版、欧州版、国際版は更新内容の一部が日本版とは異なる場合があり、ロシア版、欧州版、国際版の詳細な更新内容はASUSTeK Computerの公式ウェブサイトで確認できる。

OSのバージョンアップを実施する場合は事前に必ずデータのバックアップを取るよう求めている。

公式のソフトウェアパッケージでダウングレードする場合はデータがすべて削除されることに留意しておきたい。

また、一部のサードパーティ製のアプリケーションは最適化されていない場合があることを案内している。

ASUSTeK Computerは2021年10月22日付けでOSのバージョンアップを2021年12月中に提供を開始する計画を発表していた。

予定通りの時期にOSのバージョンアップを実施することになる。

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