ASUSがZenfone 8にAndroid 12を提供開始
- 2022年01月01日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)はスマートフォン「ASUS Zenfone 8 (ZS590KS)」に対してOSのバージョンアップの提供を開始した。
2021年12月28日にOSのバージョンアップの提供を開始しており、OSのバージョンアップを適用するとOSのバージョンがAndroid 12となる。
OSのバージョンアップは2021年12月28日の時点でロシア版、欧州(ヨーロッパ)版、国際版が対象となっている。
日本版はFeliCaに対応するなど仕様の一部がロシア版、欧州版、国際版とは異なるため、日本版で独自に実装した機能の調整が完了後に日本版も対象に追加すると思われる。
ロシア版、欧州版、国際版で主な更新内容は共通で、主な更新内容はモバイルマネージャー、連絡先、電話、ファイルマネージャー、電卓、時計、ギャラリー、天気、サウンドレコーダー、設定、Data Transfer、ローカルバックアップ、セットアップウィザード、システムアップデートアプリの刷新、クイック設定画面、通知トレイ、音量パネルの調整、プライバシーダッシュボード、カメラとマイクのインジケータ、クリップボードへのアクセス、推定位置情報へのアクセス、マイクへのアクセスの追加、ASUSセーフガードの更新、ASUSランチャーに新しいウィジェットページの追加、スクリーンショットオプションの位置の調整となっている。
また、OSのバージョンアップに伴い一部の機能を削除しており、削除する機能の詳細な情報はASUSTeK Computerの公式ウェブサイトで確認できる。
日本版に関してはOSのバージョンアップに関する情報を公開していないが、日本版では更新内容の一部が異なる場合があることに留意しておきたい。
OSのバージョンアップを適用する場合は事前に必ずデータのバックアップを実施するよう求めている。
公式のソフトウェアパッケージでダウングレードする場合はデータがすべて削除される。
一部のサードパーティ製のアプリケーションは最適化されていない場合があることも案内している。
ASUSTeK Computerは2021年10月22日付けの発表で2021年12月中にOSのバージョンアップを提供する予定を公表していた。
そのため、予定の時期にOSのバージョンアップを実施することになる。
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