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NTTドコモが2GHz帯のFOMAを順次停波、影響エリアを案内



NTT DOCOMOは一部の地域で2022年1月より2GHz帯の周波数を使用したFOMAを順次停波する。

2GHz帯のFOMAの停波に伴い2001年10月1日から2006年11月17日に販売を開始したFOMAプラスエリアに対応していない42機種では一部の地域で通話および通信の利用が不可となる。

そのため、公式ウェブサイトのエリアに関するページで2GHz帯のFOMAの停波に伴い影響が想定される住所および時期を案内することになった。

都道府県および市町村と実施状況を選択して影響が想定される住所を検索できる。

計算上の数値判定に基づき作成しているため、実際の電波状況とは異なる場合があると案内している。

また、工事の影響などで住所や時期が変更となる場合があることにも留意しておきたい。

FOMAは第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式に準拠した3Gの携帯電話サービスである。

2GHz帯の周波数を使用して世界初のW-CDMA方式として2001年10月1日に商用化しており、2.1GHz帯に加えて800MHz帯および1.7GHz帯の使用も順次開始した。

すでにFOMAでは1.7GHz帯の使用を終了し、2GHz帯および800MHz帯の使用を継続しているが、通信設備の老朽化などに対応する目的で通信設備の集約を進めている。

通信設備の集約の一環で2022年1月からは2GHz帯および800MHz帯の両方を利用できるエリアの一部で2GHz帯を停波する。

なお、2GHz帯は世界的には2.1GHz帯と呼称することが多く、バンドは2GHz帯がI、1.7GHz帯がIX、800MHz帯がVIおよびXIXで、VIがFOMAプラスエリア、XIXがFOMA(新800M)となる。

2GHz帯を停波した場所では800MHz帯に限りFOMAを利用できるが、FOMAプラスエリアに対応していない42機種では通話および通信を利用できなくなる。

2GHz帯のFOMAを停波後は第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)で2GHz帯を活用する計画である。

NTT DOCOMOは2026年3月31日にFOMAを終了することも決定している。

NTT DOCOMO

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