KDDIと沖縄セルラー電話、3Gの終了を再案内
- 2022年02月03日
- KDDI-総合
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は第3世代移動通信システム(3G)の終了に関して再案内した。
KDDIは公式ウェブサイトを通じて3Gの終了に関する周知に努めており、ご利用のお客さまへ大切なお知らせとして2020年11月6日付けで掲載した案内を2022年1月31日に再掲載している。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは3Gの通信方式であるCDMA2000方式に準拠したauの携帯電話サービスとしてCDMA 1X WINを提供しているが、2022年3月31日をもってCDMA 1X WINの提供を終了する。
これにより、2022年4月1日以降はauのCDMA 1X WINの契約、4G LTEに対応する場合でもau VoLTEに非対応の機種(以下、VoLTE非対応機種)、UQ mobileのVoLTE非対応SIMカードの契約では携帯電話サービスの利用が不可となる。
2022年4月1日以降に携帯電話サービスの利用が不可となる対象で、2022年4月1日以降も携帯電話サービスの利用を希望する場合は、2022年3月31日までに5Gもしくは4G LTEのau VoLTEに対応した機種への機種変更が必要である。
2022年3月31日までに機種変更を行わない場合は、2022年4月1日にCDMA 1X WINおよびVoLTE非対応SIMカードの契約では自動解約の扱いとなり、VoLTE非対応機種は自動休止に移行する。
自動解約の場合は2022年6月30日までは電話番号と電子メールアドレスを無料で保管するため、CDMA 1X WINの契約ではauの5Gまたは4G LTEに、VoLTE非対応SIMカードの契約ではUQ mobileのVoLTE対応SIMカードに保管した電話番号などで新規契約できる。
自動休止の場合は2022年6月30日をもって自動解約となるが、2022年6月30日までは再利用または解約の手続きを受け付ける。
影響を受ける詳細な機種および料金プランの一覧はKDDIの公式ウェブサイトで案内している。
CDMA 1X WINは2003年11月28日に商用化しており、最初のVoLTE非対応機種は2012年9月21日に発売した。
ただ、高速なデータ通信を実現する5Gおよび4G LTEの普及や高音質な音声通話を実現するau VoLTEの普及を受けて、CDMA 1X WINの利用者数は減少していた。
そのため、2022年3月31日をもってCDMA 1X WINを終了することになった。
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