沖縄セルラー電話、沖縄本島で5Gの人口カバー率が92%に
- 2022年04月28日
- KDDI-総合
Okinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は沖縄本島で第5世代移動通信システム(5G)の人口カバー率が92%に到達したことが分かった。
2022年3月期決算資料で5Gの展開に関して説明している。
沖縄本島における5Gの人口カバー率は2022年3月末時点で92%に到達したという。
これまでに、沖縄本島における5Gの人口カバー率は2021年3月末時点で20%、2021年9月末時点で60%、2021年12月末時点で69%に到達しており、2021年3月14日には90%を達成したことが判明していた。
沖縄本島における5Gの人口カバー率は他社に先駆けて90%を達成したと説明しているため、Okinawa Cellular Telephoneが初めて沖縄本島で5Gの人口カバー率が90%に達したことになる。
Okinawa Cellular TelephoneはKDDIの連結子会社で、KDDIと地域ごとに連携する1の者として周波数の割当を受けている。
5GはKDDIと同時にauの携帯通信サービスで2020年3月26日に商用化した。
2021年9月2日にはUQ mobile、2021年9月14日にはpovoの携帯通信サービスでも5Gの提供を開始している。
5Gの無線方式はNR方式を採用しており、2022年3月末時点で周波数は700MHz帯、3.5GHz帯、3.7GHz帯、4.0GHz帯、28GHz帯を使用する。
NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となる。
基地局を構成する無線装置はスウェーデンのEricsson製で、KDDIより仕入れを行う。
また、2022年3月末には第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式に準拠したCDMA 1X WINの提供を終了した。
想定通りに3Gから第4世代移動通信システム(4G)または5Gに移行を完了したという。
なお、5GのエリアはKDDIが運営するauの公式ウェブサイトで確認できる。
スポンサーリンク