HTC製スマホ2QBK200が技適通過、日本では約4年ぶりの新機種
- 2022年05月24日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はスマートフォン「2QBK200」を日本向けに準備していることが分かった。
HTC製の2QBK200が日本向けの認証を通過しており、オランダのTELEFICATIONを通じて2022年5月12日付けで電波法に基づく工事設計認証、2022年5月19日付けで電気通信事業法に基づく設計認証を取得した。
特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)に併記される電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は201-220238、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF22-0090201となっている。
2QBK200は未発表端末の型番である。
説明欄にはHTC Phoneと記載されているため、携帯電話であることが確定しており、より詳細にはスマートフォンになると思われる。
電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号がADFから始まるため、第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式で音声通話を行うVoLTE (Voice over LTE)に対応することが分かる。
その他の詳細な仕様などは判明していない。
なお、認証業務を実施したTELEFICATIONはオランダに所在する登録外国適合性評価機関で、相互承認協定(MRA)の規定に基づき日本向けの認証業務を実施できる。
2QBK200が技適の通称で知られる日本向けの認証を通過した事実から、HTCは日本で2QBK200を発売するために準備を進めていると考えられる。
HTCは日本法人のHTC NIPPONを通じて日本でスマートフォンを展開してきたが、2018年7月20日に発売したHTC U12+を最後に日本ではスマートフォンの新機種を発売していない。
TELEFICATIONが公開した情報からは2QBK200の詳細な発売時期を特定することはできないが、日本ではHTC U12+以来で約4年ぶりのスマートフォンの新機種になると思われる。
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