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NTTドコモ、公式仕様表に5G NSAの3.4GHz-3.5GHzを追加



NTT DOCOMOは製品ページに掲載する詳細な仕様表の様式を更新した。

2022年夏モデルを対象に詳細な仕様表の様式を更新したことを確認できる。

これまで、詳細な仕様表において対応周波数の5G NSAの項目ではn78(3.5GHz)、n78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)、n257(28GHz)を記載していた。

様式を更新後はn78(3.4GHz-3.5GHz)を追加している。

使用する周波数としてはn78(3.4GHz-3.5GHz)がn78(3.5GHz)を包含するが、n78(3.5GHz)とn78(3.4-3.5GHz)では機種によって対応状況が異なるため、n78(3.4GHz-3.5GHz)を追加のうえでn78(3.5GHz)と区別して掲載したと思われる。

n78(3.5GHz)は3.5GHz帯を使用し、n78(3.4GHz-3.5GHz)は連続した3.4GHz帯-3.5GHz帯を使用する。

3.4GHz帯は第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた3440~3480MHzの40MHz幅で、3.5GHz帯は第4世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた3480~3520MHzの40MHz幅となる。

割当の時期が異なる3.4GHz帯と3.5GHz帯であるが、NTT DOCOMOは3.4GHz帯と3.5GHz帯で連続した80MHz幅の確保に成功した。

3.4GHz帯と3.5GHz帯では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入しており、LTE方式では1搬送波あたりの帯域幅が最大20MHz幅までとなるため、3.5GHz帯に限定すると2搬送波、3.4GHz帯と3.5GHz帯では合計4搬送波で運用している。

ただ、一部の地域から3.4GHz帯と3.5GHz帯を第5世代移動通信システム(5G)のNR方式で使用を順次開始することになった。

NR方式のサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心に定義されたFR1のNR Bandでは1搬送波あたりの帯域幅が最大100MHz幅となる。

そのため、NTT DOCOMOは3.5GHz帯では40MHz幅の1搬送波、3.4GHz帯-3.5GHz帯では80MHz幅の1搬送波でNR方式を運用している。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、2022年8月17日までに反映した情報として3.5GHz帯の5Gは中心周波数が3499.8MHzで26局、3.4GHz帯-3.5GHz帯の5Gは中心周波数が3480MHzで35局の無線局免許を取得した。

2022年夏モデルではSHARP製のAQUOS R7 SH-52Cが3.4GHz帯-3.5GHz帯の5Gに対応したことを確認できる。

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