シャープ製の未発表スマホがFCC通過、シンプルスマホ6 (A201SH)と共通の電池
- 2022年08月20日
- Android関連
SHARP製のスマートフォン「APYHRO00318」が2022年8月18日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはAPYHRO00318である。
携帯通信網はLTE (FDD) B2/B5/B12/B17, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA II/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯と5GHz帯に対応しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acを利用できる。
APYHRO00318は未発表端末である。
製品名はSmart Phoneと記載されているため、スマートフォンとなることが分かる。
FCCでは型番を記載しておらず、FCC IDを機器名称に相当する名称としても使用している。
IEEE 802.11axでは認証を受けていないことから、IEEE 802.11axは非対応と考えられるため、ハイエンドの製品ではないと推測できる。
FCCでは電池パックの情報を公開している。
型番がUBATIA310AFN2のリチウムイオン電池を搭載し、容量は4000mAhとなっている。
SHARP製のシンプルスマホ6 (A201SH)と共通の電池パックを採用したことが分かる。
FCCで認証を受けた携帯通信網の周波数もシンプルスマホ6 (A201SH)と共通であるが、シンプルスマホ6 (A201SH)では対応していないNFCに対応している。
なお、シンプルスマホ6 (A201SH)はSoftBank Corp.が2022年4月8日にSoftBankのラインナップで発売した。
APYHRO00318は日本向けスマートフォンと思われるが、その他の詳細はFCCで公開された情報からは特定できない。
米国の政府機関であるFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を実施するため、基本的にFCCの通過に伴い判明した情報から日本国内で利用できる周波数は確定できない場合が多いことに留意しておきたい。
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