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マレーシアのMaxisが2022年Q3の業績を発表、5Gは2023年1月以降に



マレーシアのMaxisは2022年第3四半期の業績の発表した。

2022年9月30日に終了した3か月間となる2022年第3四半期の連結売上高は前年同期比5.9%増の24億500万マレーシアリンギット(約742億8,955万円)、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比3.1%減の3億1,500万マレーシアリンギット(約97億4,126万円)となった。

Maxisの主要事業はマレーシアにおける携帯通信事業で、完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxis Broadbandが携帯通信事業の事業会社となる。

業績の発表に伴い2022年9月30日時点のMaxis Broadbandの事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比1.9%増の1,187万7,000件となった。

携帯通信サービスの加入件数の内訳も判明しており、M2Mを含めたポストペイド回線は前年同期比9.0%増の447万8,000件、プリペイド回線は前年同期比2.0%減の718万8,000件、データ通信専用回線は前年同期比0.5%増の21万1,000件である。

2022年第3四半期のマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPUはM2Mを除いたポストペイド回線が前年同期比2.9%減の72.8マレーシアリンギット(約2,248円)、プリペイド回線が前年同期比2.6%増の31.3マレーシアリンギット(約967円)、合計が前年同期比1.5%増の47.3マレーシアリンギット(約1,461円)となっている。

月間平均データ通信量はポストペイド回線が前年同期比3.8%増の29.1GB、プリペイド回線が前年同期比6.0%増の24.6GB、合計が前年同期比5.2%増の26.3GBとなった。

マレーシア政府は第5世代移動通信システム(5G)の整備で単一卸売網を採用したため、マレーシア政府が設立したDigital Nasionalがマレーシアで5Gを整備できる唯一の移動体通信事業者となる。

そのため、Maxis Broadbandは5Gを整備することができない。

Maxis Broadbandが加入者に5Gを提供するためにはDigital Nasionalと5Gアクセス合意を締結し、Digital Nasionalから5Gの卸提供を受ける必要がある。

5Gアクセス合意の締結にはMaxisの臨時総会で株主から承認の取得が必要で、承認後に5Gの提供を開始することになる。

承認の手続きは2023年1月までに完了する予定である。

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