LTE対応AndroidスマートフォンHTC Thunderboltの画像がリーク

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LTE方式の通信に対応したHTC製スマートフォン「HTC Thunderbolt」の画像がリークされた。
HTC Thunderboltは2011年1月に開催されるCESで発表される模様である。
Verizon Wireless向けに投入される端末である。
コードネームがMechaという名称で知られていた端末で、DROID Incredible HDとして発表されるなんて噂もあったがどうやらThunderboltで確定のようである。
メーカー型番はPG05100で、モデル番号はADR6400L(ADR6400/ADR6400LVW)である。
大画面を搭載しており、画面サイズは4.3インチ程度と思われる。
カメラは800万画素程度と思われ、デュアルLEDを備えている。
OSのバージョンは不明だが、Android 2.2.1を搭載したADR6400LのUserAgentは確認している。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.1; en-us; ADR6400L Build/FRG83) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.1; zh-tw; ADR6400L Build/FRG83D) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
with Googleと刻印されたスタンドも備えている。
4G LTEとロゴが入っていることからも分かるがLTE方式の通信にも対応する。
モデル番号のADR6400Lの末尾のLはやはりLTEを指しているのだろうか。
Verizon Wirelessは700MHz帯で12月にLTE方式の通信サービスを開始している。
現在はLTE方式の通信に対応した端末はLG Electronics製やPantech製のUSBモデム式端末のみが提供されているが、2011年前半より音声端末やタブレット端末を投入する予定である。
LTE方式の通信はデータ通信専用で音声通話はCDMA2000を利用するので、HTC Thunderbolt少なくともLTE 700 MHz FDD Band XIII, CDMA2000 1900/800 MHzに対応することになるでしょう。
もしかしたら、HTC Merge(Lexikon)のようにW-CDMA/GSMにも対応するのかもしれない。
米国ではLTE方式の通信を4Gと呼んでいるが、LTE方式はIMT-2000(3G)を拡張したものなので個人的には4Gとは呼びたくない。
日本では3Gと4Gの間として3.9Gと呼ばれていたりする。
日本国内ではNTT docomoがLTE 2100 MHz FDD Band Iを使用して12月にLTE方式の通信サービスを開始している。
HTC Thunderboltが対応するLTE方式の通信は700MHz帯のみとなりそうなので、NTT docomoのLTEネットワークで使用することは無理でしょう。


・Exclusive: 12 Photos Of The HTC Thunderbolt On Verizon
http://www.droid-life.com/2010/12/28/exclusive-12-photos-of-the-htc-thunderbolt-on-verizon/