マレーシアのAxiata GroupがCelcom AxiataとDigiの合併を承認

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マレーシアのAxiata Groupは同社の完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるCelcom AxiataとマレーシアのDigiの合併を承認したと発表した。

Axiata Groupは2022年11月18日に開催した臨時総会でAxiata Groupの株主がCelcom AxiataとDigiの合併に係る計画を承認したという。

Celcom AxiataとDigiの合併はAxiata GroupがCelcom Axiataの全株式を177億5,600万マレーシアリンギット(約5,462億5,677万円)でDigiに譲渡し、Axiata GroupはDigiから157億6,600万マレーシアリンギット(約4,850億3,516万円)に相当するDigiの株式の33.1%と16億9,300万マレーシアリンギット(約520億8,452万円)を取得して実行する。

DigiはCelcom Axiataの完全子会社化に伴い社名をCelcom Digiに変更する予定である。

Celcom AxiataはCelcom Digiの完全子会社として存在することになる。

Axiata GroupはCelcom Digiを関連会社として位置付け、Celcom Axiataは位置付けを連結子会社から関連会社に変更する。

Digiは完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者であるDigi Telecommunicationsを保有している。

Celcom AxiataとDigi Telecommunicationsはマレーシアで移動体通信事業者として携帯通信事業を行う同業の事業会社となる。

ただ、当面はCelcom AxiataとDigi TelecommunicationsともにCelcom Digiの完全子会社かつ事業会社として存続する。

Celcom AxiataとDigi Telecommunicationsを個別に運営し、それぞれ携帯通信網を維持することは効率的ではない。

そのため、将来的には携帯通信網もしくは携帯通信事業の事業会社の統合は十分に想定できる。

Digiは2022年12月末までにCelcom Digiとして事業を開始する計画である。